以前書いたように、可視総合光線療法には、『3種の総合光線』ゆえの良さがあります。
アトピー性皮膚炎であった私の場合では、なかでも紫外線により皮膚の水分量を増やし、皮膚のカサカサに潤いを与える効果が有効であったかと思います。似て非なるものではありますが、実は、皮膚科では紫外線と薬剤を用いたプバ療法という治療があります。
可視総合光線療法では、薬剤は用いず、この総合光線だけで対応していきます。
薬を使った時のように即効性はありません。
でも、ただただ気持ちいい…驚くほど早くリラックスして眠ってしまいます。
ベッドに寝て気持ちよくあたれるのは、含まれるほんのわずかな紫外線の治療だけではないからです。
長年の投薬によって冷え性になった体質を赤外線の深部温熱で温まり、可視光線で自律神経の調整を同時に行っていくことで、からだの奥から回復していけるのを感じて頂けるはずです。
そして、ただ、この気持ちいい光を浴び続けて寝ていることを繰り返していきます。
薬をすぐ中止することは怖いかもしれません。症状と気持ちの面での回復をみながら、私自身がそうしたようからだに効果を感じていく過程で、無理なく薬を減らされるといいなと思っています。変化についていくストレスもまた大変ですから。
『気持ちいい、心地いい』そんな身体の刺激を繰り返していきながら
体質改善というところまで、辿り着くのにちょっとだけ根気が必要です。
でもそれは心身ともにとても気持ちいいこと。
そして、その先の未来は、とても素晴らしい未来です。
最後まで、お読みいただきありがとうございます。