街中でアトピーなんだろうなと思う方を見かけることがあります。
この季節の変わり目はとくにきつくて、私もかつて同じ思いをしていた一人なので、かゆみのつらさはよくわかります。
まずはアトピーのお客様には、やはり光線治療をおすすめしています。
皮膚表面の硬くなったり、湿疹になった患部の肌の生まれ変わりのための光線療法を実施していきます。しかし実際には、身体がだるい、疲れやすい、やる気が起きない、そして冷えるなど根が深いアトピーの方は体調の悪さの方も同時にみていくことになります。
副腎や肝臓などの内分泌の調子がよくなってくると、かゆみの成分を抑えられるようになり肌状態を悪化させる”掻く行為”そのものが減ってくるからです。
そして、気になるお肌のアトピー症状も早い改善に導くよう保湿が必要となります。掻く行為の繰り返しでかたくなった表面の改善にも、じゅくじゅくした表面の改善にも乾燥剤を使わず、保湿をして新陳代謝を起こさせるほうが賢明だと考えています。
どちらのケアも初めのうちは”少し気持ちいい程度”だと思います。でも、正しいことをきちんと繰り返しいくことが、健康なからだに近づく一歩一歩なのです。
赤黒かった肌や、ボロボロだった皮膚が何も症状のない他人と同じようになるまでは長い年月が必要です。でもその中でも、その体質によるからだのだるさや不快感は3~4ヶ月でも随分違ってくるものです。
それはその期間で血液が変わってくるから。
自分で与えてしまう掻くという行為を起こさなくなったら、それは楽になれたことです。
からだの体質改善をまずは始めてみませんか?