悲しいことに、施術でからだを触ればさわるほど
分からなくなることが、何年続けていてもあるようです。
私に限ったことなのでしょうか?・・・いや、違うはず!
こう不安に陥った後は、必ず発見があり成長した~といつも思うのです。
最近、気になっていることはお客様が『私ってからだがかたいんです…』と言われたときに起こります。
それは言われてびっくり。
そう言われるお客様のほとんどの方がからだが柔らかいからです。
『からだが柔らかい』というと、一見すべてが良いように聞こえがちですが
【きちんと筋肉が付いていて柔らかい】方は、案外少ないものです。
では、どういった柔らかさかというと
【筋肉が少なくて関節がゆるい】という状態の方が多いのです。
関節がゆるいと、一方向には硬いけれど、一方向には柔らかすぎるという動きをする事がほとんどです。
中には、股関節を回すとぐるんぐるんと全ての方向に柔らかすぎるということもありますが
それだと不安定ですぐに歩き疲れてしまいます。
そして一番お伝えしたい事。
はじめに挙げた『私ってからだがかたいんです…』と言われるお客様の多くが
【筋肉が少なくて関節が硬い】タイプになります。
筋肉でもって姿勢を支えていることが出来ずに、骨格で必死にからだ全体を支えているようです。
骨格のゆがみがあるとなおさら硬くなってきます。
筋肉も関節もしなやかに動けるように
筋肉のほぐしと共に関節の調整が必要になってきます。