頚の付け根の凝りや痛みは、なかなかしぶとく、揉んでも筋肉痛になるだけで、なかなか治りにくいといった経験を多く耳にします。
実は、そこも骨格のゆがみなのです。
整体を習っているときの呼び名は、『肋骨頭上方変位』といいました。
言葉は難しいですが、肋骨の上2本目までが頚の筋肉の緊張によって上に引っ張られている状態になります。
胸郭出口症候群の方も似たような状態はあるのではないかと思います。
お客様からのお話しとしては、
骨の出っ張りによって、【横を向きづらい】とか、【痛くて後ろを向けない】とか、
あるいは【腕を上に挙げにくい】といった症状がよく出てきます。
骨のゆがみですが、頚周りの繊細な場所なゆえに、なかなか筋肉からしっかりとはほぐしにくいので、もみほぐしでは治りにくいことが多いのではないかなと思います。
押し込むやり方もありますが、私が勉強したなかではそれは激痛治療でした…。
とてもじゃないけれど、なかなか人様にやりづらいです。
肩回りのパーツは、肩甲骨、鎖骨、頸椎・胸椎、肋骨などの骨があります。
それらの関節をうまく調整することで、肋骨頭も激痛にはならず、元の位置に戻りやすくなります。
ここの出っ張りがなくなると、なんと爽快な首回り!といったスッキリ感が生まれます。
美容面では、頚を長く見せることにもお役立ちですよ。
骨格調整は、ほぐしより長持ちはしますが、その後もしっかりと維持できるように
セルフストレッチも合せておすすめです!